ゴールデンウィークはずっと仕事で、なかなか釣りに行けなかったのですが、終わってしまえばこっちのものです!
ゴールデンウィークが明けた頃になると、中流域でスプーンを使って「カワムツ」や「ウグイ」も釣れるようになってくるのですが、川の水量が少なかったのでちょっと遠回りになるのですが、仕事帰りに”渓流釣り”に行ってきました。
川へのアクセスが良い釣り場は、連休中に多くの釣り人が入って魚がスレている可能性が高いので、あまり人の入らない”上流域”で釣って行こうと思います!
今回のポイントはこんな所
今回入る川は、車がすれ違えないような道を進んで行った先にある橋から”崖”を降りて行かなければならないポイントで、そんなに人が入らない所なので期待は出来ると思います!
そんな山奥ですから川の上にも木が覆いかぶさり日中でも薄暗く、少し日が落ちただけでもすぐ真っ暗になってしまいます。当日はおまけに”くもり”だったので短時間の勝負になります!!
釣って行きましょう!
川辺に着くとやっぱり薄暗く、ちょっと怖い感じがしたので、とりあえず持っている”クマよけの鈴”を手で振り回して音を鳴らしてから釣りを開始します!
良くある事なのですが、去年と比べると”渓相(川の流れなど)”が変わっており、川幅が狭くなっているような感じでしたが、水量はまずまずだったのでルアーを引くには問題ありません。
ですが、ひとつ失敗がありまして!
持って行った”偏光グラス”のレンズの色が濃すぎて、暗くてあんまり良く見えないのです⤵
しょうがないので偏光を外して流れを確認した後に、偏光を掛け直して釣るという面倒臭い事になってしまいました。
生命感なし?
この川は結構良いポイントが多いので、どんどん打っていきます。
しかし、偏光グラスが合っていないせいで”反応”があるのかないのか全然分かりません(笑)
それ故に生命感を感じる事もなく「・・・ここは、失敗したかなぁ?」とか「違う場所に行こうか?」と思いながらも”だらだら”と川を釣り上がって行くのでした。
一級ポイント
釣り歩いていると、渓流の釣りをする人なら「これはっ!」と思うような一級のポイントに出くわしました。
他の釣りでもそうかもしれませんが、渓流のルアーは「ファーストキャスト」が非常に重要です。そのポイントで”一番良いルート”を通すために”きっちり”キャストを決めなくてはなりません!
一回深呼吸をして”ピッチング”でルアーを振り込んで2~3回アクションさせると・・・なんと狙い通りヒットしたのです!
ルアーをアクションさせているので、その勢いで勝手にフッキングする事が多いのですが、魚の感触がしっかり伝わって来たので今回はしっかりフッキング出来ました。
ちょっと小さいですが「イワナ」ゲットです(笑)
ここも良さそうだぞっ!
ちょっと前には「違う場所に行こうかなぁ?」と思っていたのに、一匹釣れると「ここは良いポイントだなぁ!」と思ってしまうのは釣り人ならしょうがないですよね(笑)
さらに進んでいくと、また良さそうなポイントを見つけました。
少し幅の広いポイントで、最も良さそうなのは”一番奥の流れ”なのですが、ファーストキャストあえて”手前の流れ”にキャストしました。
確かな根拠はないのですが、もし手前の流れに魚がいた場合に先に奥側にキャストしてしまうと、ラインの水切り音などでプレッシャーをかけてしまう気がするのです。
ですが、やっぱり1投目では釣れず、今度は”本命”のポイントにキャストします。
狙った流れに上手くルアーが通ります。すると、強烈な当たりがあり、感触から”まずまず良い型だ”と分かります。
しっかりフッキングしたのでゆっくりランディングすると良い型の「ヤマメ」を釣る事が出来たのです!!
このぐらいの魚はあまり釣れる事がないので、ちょっと嬉しい魚でした!
調子も出てきたし、もっと奥の方まで釣り上がりたいのですがここでタイムアップ!
暗くなる前に戻らないと事故になる事もあるので、楽しみは次回に!という事でこの辺で戻る事にしました。
今回の釣果と感想
結果的に短時間で「イワナ」と「ヤマメ」を1匹づつ釣る事が出来たので満足の行く釣行になりました。
ヤマメに関しては、なかなか良い型だったので掛けてからランディングするまでドキドキでした。
今回釣れた魚は、色が黒っぽいのですが、傾向として日の当たらない渓流や岩の下に隠れている魚は色が黒い事が良くあります。
何でかは良く分かりませんが、逆に放流魚などはキレイな色をしている事が多いのです!
これから6月にかけて、渓流にとって良い季節になるので違う川にも行ってみたいと思います。
ちなみに今回使ったルアーがコチラ
チャート系のカラーは渓流の定番で、”ダイワのシルバークリークシリーズ”は安くて動きも良いのでおススメです!
追伸
あまり人が入らない所と思っていたのですが、川辺に結構”ゴミ”が落ちていました。
一般の人が来るような所ではないですし、上流から流れて来たとも思えないので、悲しい事ですがたぶん釣り人が捨てて行ったのでしょう。
ゴミやマナーが原因で「釣り禁止」になった場所は多くあります。
釣り人が、自分で自分の首を絞めないよう一人ひとりが気を付けて行きたいものですね!