ゴールデンウィークになると多くの人が川に来て魚がスレてしまうぞ?と思ったので、先に釣っておこう!と思い渓流に行ってきました。
今回入る川は、駐車場が非常に広く公衆トイレも完備されているためゴールデンウィークになれば多くの観光客が訪れるような所です。
駐車場の前は足場も良く、夏になれば川遊びも出来るような浅瀬が続き、漁協の放流ポイントにもなっています。
そのため釣り人も多く、多少スレ気味で難しいポイントなのですがあえて挑戦してみたいと思います。
その日の状況は?
天気は良いのですが非常に風が強い日でした。
家を出る時点で「どうしようか?」と思うぐらいだったのですが、”渓流は谷間なのでたぶん大丈夫!”と自分に都合の良い解釈をして、とりあえず向かう事にします。
釣って行きましょう!
川に着くと”エサ釣り師”の方が一人だけいるだけで、人気のあるポイントでしたがあまり気を使わず、風も釣り場に着くとそんなに気になるほど吹いておらず問題なく釣りができそうです。
水が冷たすぎる
今年はどの川も水量が少なく、この川もご多分に漏れず前年に比べてかなり少ない状態です。水量が少ないと川を歩きやすいのですが、釣果には大きく影響が出そうです。
水を触ってみるとこれが”異常に冷たい!!”
私は水温計を持っていないので何とも言えないのですが、「まだまだ本番?にはほど遠い」と感じました。
いるにはいるけど・・・。
この場所には何度か来ているので、実績のあるポイントにルアーをキャストしていきます。しかし反応はほとんどなし。
たまに”すっごいちっちゃい奴”がルアーにびっくりして逃げ惑う姿?が見えるだけです。
釣りをする前に、先行者のエサ釣りの方に挨拶をしてから川に入ったのですが話を聞くと「放流魚?は残っているみたいだけど全然反応しないよ⤵」「釣れたのは一匹だけ」との事でした。
エサ釣りでこの状況ですから、これは厳しい戦いになりそうです。
実績のあるポイントを流す
めげずに上流に向かいます。
今まで釣った事のある落ち込みや瀬などをどんどん打って行きますが反応はありません。
行き止まりの堰堤が見えてきて「最後の勝負はあそこだっ!」と思いながらキャストを続けていると急にヒット!!
少し小さいですがなんとか”ヤマメ”を釣る事が出来ました。
実は今回、その堰堤にてちょっと秘策があり、堰堤に一か所かなり深い淵になっている場所があって、ここにシンキングバイブを落とし込んだら一発でかい奴が釣れるんじゃないの?、数もたくさん釣れるんじゃないの?と期待していたのですが、結果的にはなんの生命感もなく、なんのドラマも起きる事もなくこの一匹に救わる事になりました。
今回の釣果と感想
結果的に一匹でしたが渓流を歩くのは非常に楽しく気持ちの良い釣行になりました。
今回釣れたヤマメなのですが、普通のヤマメと違い”薄い朱点”がありました。
前にもこの川で薄い朱点のあるヤマメが釣れた事がありましたが放流事業によるアマゴとヤマメの交雑種かもしれませんね。
ゴールデンウィークが過ぎ、水温がもう少し上がってくると魚も動き出して、型も数も期待できるようになってくると思うのでこれからが非常に楽しみです。