増井養魚場
先日、某YouTubeでエリアフィッシングのマナーについて”あーでもない?こーでもない?”と言っているのをボーっとして見ていると、その中で「増井養魚場」が今年限りで営業を終了する(した?)というような事を言っているのです。
「増井養魚場」は栃木県宇都宮市にあり私も何度か足を運んだことがあるので、気になってすぐに増井のホームページを見ると、どうやら本当のようでした。
私の記憶ではかなり前からあり、昔ながらの「管理釣り場」と言った感じのところでした。
まだエリアのルール?のようなものが確立されていない頃は、場所取りなどで揉めていたのを見た事がありましたが、最近は少しずつではありますがマナーも改善されてきたかな?と思っていたので少し残念に思います。
廃業の理由はホームページには掲載されてはいませんでしたが、最近のエリアは物価高でエサ代などのコストが増加し仕入れる魚の値段も高騰しているようで、料金を値上げしている所も多く、経営が難しくなっている事が原因なのかもしれませんね。
エリアフィッシングのこれから
栃木県は最盛期には「管釣り銀座」と言われるほど多くのエリアが乱立?していました。
当時私は「栃木のエリア全制覇」を掲げ、それを2年で達成したのですが、現在はもうなくなってしまったエリアもいくつかあります。
需要と供給のバランスが合わなければ廃業する釣り場が出てしまうのはしょうがない事なのでしょうけど、思い入れのある釣り場がなくなってしますのはやはり少し寂しい気がします。
釣り人はお金を払って釣りをしているので「お客様」なのですが、そのお客様である釣り人側も、釣り場の事を考えてマナーを守り、出来るだけ丁寧にリリースするようにするなど努力をしていかなければ「エリアフィッシング」という釣りがどんどん衰退してしまうかもしれません。
今回はエリアフィッシングについて考えてみる時期が来ているのかな?と思った出来事でした。