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「入漁券が急に高くなりすぎじゃない?」という問題

釣りをするにはその川によって入漁券(遊漁券)が必要です。

その川に漁業権が設定されている川には必要で、主に”魚の放流””河川清掃”その他には”禁漁期間などを決めて資源を守る”というような活動に使用されているようです。

入漁券が必要な川で購入せずに釣りをすると”密漁”になるのですが、実際のところ”入漁券を付けて釣りをしている人はあまり見かけない”というのが実情ではないでしょうか。

こんな事を言うと怒られるかもしれませんが、川遊びに来た親子連れなどからは取らなくてもいいのでは?個人的には思ってしまいます。

 

 

必要というのは分かるけど・・・。

さて、私は毎年この入漁権を購入していますが今年、急に値が跳ねあがったのです。

いくら値上がったかというと去年の7000円が今年はなんと10000円になったのです😱
7000円が3000円アップして10000円てどういう事でしょう?高くない?

高くなってもどうせ買うんだから別にいいっちゃいいんですけど、どういう経緯があるのか?知りたかったので、いつも購入する上州屋のおねえさんに聞いてみる事にしました。

おねえさんも???

入漁権を買いに行くといつものおねえさんがいたので、早速話しかけます。

すると、おねえさんが「値上がったの知ってる?」と聞いてきたので、私はあらかじめ漁協のホームページで確認していたので「ネットで見たから知ってる」と答えました。

たぶんですが、いきなりそんな風に聞いてきたのは他の人に「そんなに高いの??」とか言われているのかな?と感じました。

では核心に迫りたいと思います。
「ねぇ、何で急にこんなに値上がったの?」と聞いてみると「・・・何の説明もされなかったのよね」というのです。

「・・・何の説明もなかったんかいっ!!」と思いましたが知らないのならしょうがないですよね。その後どうでも良い話をして帰路に着いたのです。

勝手に考察。

私の先輩にアユ釣りをする方がいるのですが、その人に聞いてみたところ「釣りする人が少なくなってきたからじゃない」「魚も全然釣れねぇし」と言っていました。
本当のところはどういう経緯かわかりませんが、「釣れない川には人が集まらない→漁協の収入が減る→放流量も減る」という負のサイクルが発生しているのかもしれませんね。

その他にもちょっと思う事があるのですが、解禁時には川にあふれんばかりの釣り人が集まり、釣った魚を制限なく持って帰ってしまい、その後まったく釣れなくなり釣り人の姿も見なくなる、という事が毎年のようにあります。

「お金を払っているのだから良いのでは?」という意見もありますが、先の事を考えればもう少し釣り人としてのモラルというか?釣り場の環境を守るという意識が必要かもしれませんね。

まとめ

私は上流域に行くのであまり知らなかったのですが、釣れなくなった理由としてアユ釣りをする中流下流域は河川工事などの影響や川の水量がここ近年少ない状況で、川自体の状況が良くなく、以前より釣り人が少なくなったという話も聞きました。

漁協の収入が少なくなって物価も上がり、そのため入漁券が少し高くなるのはしょうがないのかな?と思います。エリアフィッシングも料金が上がっていますしね。

願わくば、その収入を河川がより良い状況になるように使って頂きたいと思う今日この頃です。