「今年は暖かく水温も上がっているようなので、もう釣れるかもしれませんよ!」
本当に?去年もそんな風に言っていたような気がするけど?・・・。
会社帰りに釣具屋さんに行くと渓流ルアーコーナーに、解禁時に釣れた魚の写真が張り出されていました。
それを見ながら店員さんと話をしていると、先ほどの情報を吹き込まれたのです😊
「解禁時はやっぱり人が非常に多かったですけどそこそこ釣れました。後日、少し下流域の川幅の広い所に行ったんですが、そこでも釣れたんですよ!」
この言葉の後に先ほどの「もう釣れるかもしれませんよ!」というのに繋がるのです。
ちょっと噓くせぇ~なぁ?と思いながらも、釣りはしたいので騙されたと思って、いざ渓流へ!向かいました。
いつもの渓流
どこへ行こうか?迷ったのですが、シーズン初めという事で慣れ親しんだ”いつもの渓流”に向かいます。
ウェーダーを持って行こうかと思いましたが、今年は雪も少なかったので水量が少ないと踏んで、レインブーツ(簡単に言うと長靴だね!)で釣る事にします。
この日は朝から非常に暖かく、魚にとってはどうかわかりませんが私にとっては釣りのしやすい日です。
谷を降りて川辺に着くと予想通り水は少なめでした。
渓流のルアー釣りは水が少なすぎるとルアーを上手く引けないのですが、そこまではないので、期待は出来そうです。
釣って行きましょう!
勝手知ったる川ですから、ポイントを打ちつつどんどん進んでいきます。
しかし、魚っ気はまるでなし⤵
「・・・店員のヤローやりやがったなっ!」とは思いましたが、確実に魚をストックしているであろう堰堤に向かうのでした。
堰堤
なんのドラマも起きずに堰堤に到着です。
渓流釣りは勝負が速いので一投目が非常に重要です。慎重にポイントを見極めキャストします。
すると当然のようにと言っては何ですが何も起きません!
手を変え品を変えいろいろなルアーを試してみたんですが、やっぱり何の反応もありません。
「まぁこんなもんだよね?」と自分を慰めつつ、だらだらと引き返す事にします。
がけ崩れの跡
渓流は大雨が降ると流れが変わってしまいます。
それだけなら良いのですが、土砂が崩れの危険性もあるので注意が必要です。
私の行くこの川は、何年か前に大きな土砂崩れがあり、ロープが張られ立ち入りを制限されている場所がありました。
そうそう人がくる場所ではないのですが、堰堤もあるためたぶん漁協の方が張ったのでしょう。
今年、その場所に張られていたロープが外され入れるようになっていて、その場所はちょっとした滝のようになっていたのです。
「最後にちょっと釣ってみるか?」と一番良さそうな流れにルアーを投げるとまさかのヒット!!
「ウソ~⁉」と思いつつしっかりキャッチ。見事今シーズン初の魚を手にしたのです!
二匹目のどじょうは?
この時期に一匹釣れただけでもラッキーだったのですが、釣り人の性なのでしょう、「もう一匹釣れないかな?」ともう一度同じポイントにルアーをキャストします。
しかし、そう上手くはいかないもので何投かしてみましたが反応はありません。
「しょうがないから帰るか?」と思い最後の一投を投げると魚が追ってくるのが見えます。
ルアーがヒラ打つようにトゥイッチさせると見事にヒット!
「わたし、超上手!!」と自画自賛しながらもう一匹キャッチする事ができたのです。
このあと、”もしかしたら三匹目”と思いましたがそんなに甘くありません!
なんの反応もなくなったので、ここいらで帰路に着く事にします。
今回の釣果と感想
どうせ釣れないだろうと思っていましたが、結果的に2匹キャッチする事ができました。今年は非常に期待が出来そうです。
例年だと川岸に雪が残っているのですが、雪が全くなかったのでやっぱり今年は暖かいのかな?と感じました。
この感じだと、渓流もそうですがコイやフナ、中流域のウグイやカワムツなのでも釣れ始めるのが早いかもしれませんね。
近いうちにウグイ・カワムツ釣りにも行ってみようと思います。
最後に釣具屋の店員さん、疑ってしまってゴメンナサイね!