3月になると”渓流”が解禁になります。
少し気が早いとは思いますが、渓流に行くための準備でもするかっ!とルアーを整理していてちょっと思い出した事があります。
今では”当たり前”になっている”あるルアー達”のお話を”2回”にわたってお届けします。
渓流ミノーイングの始まり
チップミノー
現在では”渓流ミノーイング”というのはごく当たり前の話ですが、ひと昔前は渓流ルアーと言えば「スプーン」と「スピナー」が定番でした。
いつ頃だったかは正確に覚えていませんが、当時のバイト先の先輩が”スカジットデザインズ”の「チップミノー」を持っていたのです。
「なんですか?これ?」という感じで聞いてみると「今ミノーが流行っているんだよ!」というのでとりあえず釣具屋で探してみる事にしたのです。
釣具屋に行って”チップミノー”見つけて驚きました!
確か当時で”2000円ぐらい”して「こんな小っちゃいのにクソたけぇ~!」と思ったのを覚えています。
でもこの「チップミノー」、渓流ミノーイングの元祖ともいうべきルアーなのです!!
それまでは「渓流でプラグ」という概念がなかったのです!
少し悩みましたが、しょうがないけど「一個だけ」と清水の舞台から飛び降りたつもりで購入してきました(笑)
実釣してみると・・・。
そして、いよいよ使う時が来ました!
いざキャストすると「・・・軽くて飛ばねぇ~!」「使いづれぇ~!」とあまり良い印象を持てませんでした。
しかし”バルサボディ”ならではのアクションの良さは感じ取る事ができ、何匹かはキャッチ出来たのです。
そして「チップミノー」を追従するかのように”他のメーカー”からも渓流ミノーが発売されていきます!!
私はというと、チップミノーは高価でなくしたくない!という思いもあり、いろいろなメーカーのミノーを使う事が増えていきました。
そしてそののち、私の友人から”もたらされる”ひとつの渓流ルアー”が私の渓流ルアーの歴史を変えていく事になるのです!!
今回はここまでで”その2”に続きます!!