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危険は身近に潜んでいる?「これで死ぬ」【アウトドア】

私は渓流釣りを始めてかれこれウン十年になります。
チョット転んだり、枝で引っかいたりして擦りむく事はあるものの、おかげさまで大きなケガや事故に会う事もなく現在に至ります。

渓流釣りは山の中を歩いたり、川を遡上しながら釣りをするので”クマ”に出会う可能性や、崖や岩から落ちたりする危険と隣り合わせの釣りといっても過言ではありません。

私は基本的に少しでも危険を感じた場合、無理をせずに引き返したりして万が一を避ける事にしていますが、本当は運が良いだけかもしれません!

さて、今回紹介する本は「これで死ぬ」という本でアウトドアで実際にあった死の事例集になります。

なかなか衝撃的な題名ではありますが、アウトドアでの事故を避けるには、死の事例から危険を知り、危険を学ぶ事が大切です。

釣りや山登りの他に、スキーや海水浴、山菜取りなどアウトドア全般に潜む危険を知っておいて損はないと思うのです!!

 

 

「これで死ぬ」アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集 羽根田 治

ころんで死ぬ、ダニに噛まれて死ぬ、助けようとして死ぬ、キャンプの炊事中に死ぬ、風に飛ばされて死ぬ——など、アウトドアには「まさか、こんなことで……」と思うような、死の危険がたくさんあります。
本書では、アウトドアで実際に起こった死亡事例を紹介し、どうしたらそのような目にあわないか、安全に身を守るための解説をしています。

死の危険は、知っていれば避けられる可能性が高くなる。
アウトドアで自分や大切な人が危険な目にあわないために、最低限の安全の知識が書かれた本です。

これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集 | 山と溪谷社 (yamakei.co.jp)

羽根田さんはアウトドアに関する著書も多数あり、講演活動も行っているそうです。
なんか面白そうですよね!一度講演に行ってみたいです!

読んでみた感想は?

表紙が二枚重なっていたんだけどこれで正解なの?

帯にも書かれていますが「まさか、こんなことで死ぬなんて。」というのがぴったりの内容です。

なかには「そんな事をしたらそりゃダメでしょ!」というものもありましたが、これが本当にあった事だと思うと何ですかね?、怖いというか?切ない?という気持ちになります。

私は山深い渓流に釣りに行くので、この本の内容が勉強になると同時に少し怖くもなります。釣りに行くと魚を釣る事に集中してしまう事もあるので「危険を常に意識する」という事が必要だと感じました。

この本は普段はあまりアウトドアで活動しない人も読んでおいて損はないと思います。
知っていれば避けられる危険も多くあるので一読の価値はありですよ!!

この本のおすすめ度は?

アウトドア好きならとりあえず読んどけ度、★★★★★星5つ
インドア派でもとりあえず読んどけ度、★★★★星4つ
総合おすすめ度は星★★★★4つでした。

最近、ニュースなどで家から出てすぐの場所で”クマ”の被害にあわれるなど自然と人間の生活圏が近くなっているように思います。自然との付き合い方を考えなくてはいけない時期に来ているのかもしれませんね。