私は気を抜くとすぐに怠け心が出てしまいます。
出来るならば、仕事に行きたくありません!
一日のんびりと本を読み、たまに釣りやゴルフに行って生活できればなんと幸せな事か、と思ってしまいます。(いい年して何言ってんでしょうね!!)
さて、今回紹介するのは「会社に行きたくない。さて、どうする?」という本です。
この本は仕事上の「人間関係」や「業務上のストレス」などによって引き起こされるメンタルヘルスに関する内容になっています。
私は「人間関係」や「業務上のストレス」はほとんどなく、ただ単に”働かずに遊んでいたい!!”というとんでもない理由で会社に行きたくないと思っているのでちょっとこの本の趣旨に合っていないような気はしますがいっちょ読んでみましょう!
「会社に行きたくない。さて、どうする?」 和田 秀樹
サラリーマン・引きこもりたくなる深層心理とその対処法
「会社に行きたくない」と思うことは誰でもあるでしょう。
月曜の朝や疲れている日の朝は、とくにそうでしょう。とはいえ、
簡単に休むわけにはいかず、気持ちを切り替えて出勤している人も多いはずです。
問題は、「行きたくない」と感じる頻度が増えたときです。
あなたは自分が想像する以上にストレスや不安を溜め込んでいる可能性が高く、
適切な対処が必要です。対処をせずに、ムリやガマンを続けていると、
ある時心がポキンと折れてしまうかもしれません。自分の心身に何が起きているのか、
そしてどうすれば気持ちが晴れるのかを、精神科医が分析し、解決策を提示します。
昨今、引きこもる人の増加が社会問題になっていますが、
その予備軍も相当数いると言われています。リモートワークに慣れたせいで、
出勤するのが億劫、上司や同僚との人間関係が面倒、と感じている人も
本書で対処法を確認してみてください。会社に行きたくない。さて、どうする? | 株式会社クロスメディア・パブリッシング (cm-publishing.co.jp)
著者の和田秀樹さんは、東大医学部卒で現在は精神科医をしておられます。
この本の他にも数々の著書があり、心についての本だけではなく、勉強法についての著書もあり他のジャンルの本も執筆されています。
読んでみた感想は?
仕事に関する事で、強いストレスを感じる人は労働者の6割もいて、多かれ少なかれ、誰もが多少のストレスを感じていると思いますが、中には会社に行けなくなった人も一定数いるそうです。
この本を読んで、まじめな人ほど気を使いすぎて精神をすり減らしてしまうという事が多いのかな?と感じました。
まじめなのは良い事なのに、そういう人がストレスを抱え病んでしまうというのは、何だか皮肉に思います。
この本は、少し考え方や見方を変えてもそれは悪い事ではないし、もっと自分を大切に考えた方が良いと教えてくれます。
あまり書くとネタバレになりそうなので深くは書けませんが、「会社に行きたくない」「今の会社が合わないのかも?」と思う人はちょっと手に取って読んでみると、少し心を軽くする事が出来るかもしれません。
私はほぼストレスを感じる事はありませんが、中間管理職なので仕事の段取りや、部下への気遣いが少し面倒だと感じる事があります。
ただ上司にはほとんど気を使わないし、ぐたぐた文句も言います。
管理職なので、部下の失敗に対して部署としての責任はありますが、私個人で負う責任ではないし責任なんて取れないし、自分が失敗したわけでもないので自分のせいではない!と思っているので特にストレスは感じないのです。(こんなんでいいのか?)
よく「言い訳はするなっ!」とか「人に責任を押し付けるなっ!」とか言いますが、客観的に自分に責任がない時は言い訳もして良いし、責任も取らなくて良いと思います。
あまり頑張りすぎず、もっと自分本位で仕事をしてもいいんじゃない?と思わせてくれるこの本。仕事や人間関係で悩んでいる人は手に取ってみてはいかがですか?
この本のおすすめ度は?
頑張りすぎには気を付けよう度、★★★★★星5つ
あなたが悪い訳ではないと思わせてくれる度、★★★★星4つ
総合おすすめ度は星4つ★★★★でした。