情報に翻弄され海に行く
「次はどこに釣りに行こうかな?」と探していると、ある大手の釣具屋さんの”釣り情報”に「○○港はまだまだ釣れていて12月に入っても期待できる!!」の文字が!
なるほど、「これは行くしかないっしょ!」と思い情報にあった港に向かう事にします。
サビキで釣れている?
その情報によりますと「サビキ釣りで”アジやイワシが釣れていて一日中楽しめる」という事なので、サビキ釣りとフカセ釣りの準備をします。
ちなみに”サビキ”とは撒き餌をしてたくさん針の付いた仕掛けで釣るやり方で”フカセ釣り”はリール竿を使ったウキ釣りだと思ってもらえば良いです。
この日の状況は?
曇り空なので釣りにはもってこいの日だと思いきや、非常に寒い日で釣り人もまばら。
情報通りなら釣り人で賑わっていても良いのかな?と思いますが何だかイヤな予感がします。
この漁港は非常に広く、私にとって初めての釣り場なのでどこが良いポイントなのかわかりません。
そこで何人かの釣り人がいる近くで、邪魔にならないように竿を出す事にします。
釣って行きましょう!
周りの釣り人を見ているとサビキ釣りの人は一人もいません。
「ん?、情報と違うな?」と思ったのでまずは”ちょい投げ”でスタートします。
しかし、アタリはなくウンともスンともせず、周りも釣れている気配がありません。
すると沖の方から港に大型の船が港に入ってきて、どうやら私の釣っている場所に船を係留するようだったのでポイントを移動する事を余儀なくされます。
しかし、この港はかなり大きく釣りをする場所には困りません。
港と河口の絡んだポイントに移動します。
さて、ここでもサビキ釣りをしている人はごくわずかで、釣れている気配はありません。多くの釣り人はキャストしたあと竿掛けに掛けて置き竿にしてアタリを待っているようで、何を狙っているのかよくわかりません。
この時期ならアイナメとかだと思うのですけどね。どうなんでしょう?
私はちょい投げとフカセ釣りで釣っていく事にします。
まぐれの一撃!!
アタリがないまま時間だけが過ぎていきます。
私が釣っている堤防の横には川が流れており、ちょっとそっちで釣ってみる事にします。
すると何投かしていると強烈なアタリがありしっかりフッキング!!
抜き上げるとなかなか良い型の魚で「アイナメか?」・・・、と思ったのですが上がって来たのは彼でした。
それでも今日初の獲物だったのでうれしいものです。
堤防の際
とりあえず坊主は免れたので余裕を持ってのんびり釣って行きます。
やみくもに投げても釣れる気がしないので、堤防の際を狙っていきます。
キャストしてズル引いてくると、非常に小さいアタリがあるもののいくら合わせてもフッキングしません。
そこでアタリがあったらすぐにアワせるようにすると、なんとかフッキングに成功。
釣れたのはこの子です。
何だか変なも柄で、マハゼとはちょっと違う感じがします。
堤防の切れ目で連発!!
この後、釣れない時間が続き、心が折れそうになりながらも持って行ったエサがなくなるまでは釣ろうと思います。
フカセ釣りの仕掛けを投入して、波に流されるままほったらかしにしていると、岸際まで流されてしまいました。
すると急にウキが消し込んだのですが、まさかアタリがあるとは思っていなかったので合わせる事が出来ず。
同じ場所にもう一度仕掛けを振り込むと、アタリがあり小さいながらもメバルが連発します。
この後、サイズアップを狙いどんどん釣って行きましたがサイズアップは出来ず、小さい魚を釣る事に罪悪感を覚えながら釣り続けていましたが、すべてのエサがなくなったタイミングで納竿としました。
今回の釣果と感想
何だか始めの狙いとは違いましたが、後半にメバルが連発してそれなりに楽しむ事が出来ました。
初めての場所でよくポイントがわかりませんでしたが、私の釣っていた河口の逆側に多くの釣り人がいたので、そっちの方が良かったのかもしれません。
これからは寒くなり釣りをするにはつらい時期になりますが、寒い時期だからこそ釣れる魚もいるので、また頑張ってこの港に訪れてみようと思います。