アメリカナマズを釣る
最近、テレビやYouTubeなどを見ていると、霞ケ浦でアメリカナマズ(通称”アメナマ”)を釣るのが流行っているみたいなのです。
このナマズ、私の記憶では昔からバス釣りをしているとたまに釣れる事があったので、いったいいつからいるのだろう?といろいろ調べて見ると1970年代には食用として移入されていたようです。
この魚を狙って釣った事がなかったので、仕掛けも釣り方も良く分かりませんが、とりあえず霞ヶ浦でいっちょ狙ってみたいと思います!
この日の状況は?
基本的には日差しが非常に強いのですが風が強く、雲が流れているせいで急に雨が降り出すなど安定しない天気です。
霞ケ浦は非常に広いので、遠くから雨雲が接近してくるのが良く見えるので、接近してきたら晴れるまで傘でしのぎ、晴れたらまた釣りを再開するというような一日でした。
雨は強いのですが続いても2~3分ぐらいだったので傘で十分対応出来ましたし、晴れたら日傘の代わりになったので傘を持って行くと結構役に立つと思います。
釣っていきましょう!


とりあえず仕掛けはシンプルにナツメ型のオモリ(中通し)に一本針を使用した仕掛けにしました。(バス釣りのヘビキャロみたいなものです)
エサは市販されているマルキューの「キャットフィッシュベイト」を使用します。
これは半生タイプの練り餌なので、そのまま使えるので便利ですが、とにかく「すげ~くせぇ~⁉」ので匂いを嗅がない方が良いかと思います。
さて、そのエサを二つ取り出して針に付けてキャストします。
このエサは意外としっかりしているので、強くキャストしてもエサだけ飛んでいく事もなく使い勝手は良さそうです。
・・・もう釣れた?


キャストしてラインを少し張ってから椅子に立てかけた後、エサで臭くなった手を水辺で洗っていると、立てかけておいた竿が倒れてしまったのです。
「・・・もう!めんどくさっ!」と思いつつ竿を持つと、何だか引いている気がしたので合わせてみると、あっさりヒット!
まさかの一投目で目標達成です!!
アタリ連発!!


釣りに行く前に調べた情報によると、「ミミズ」はもちろんの事「いかの塩辛」や「さばの切り身」「ソーセージ」なども良く釣れるらしいので、海釣りで使おうと思っていた「集魚戦隊 サバレンジャー」なる物を使用してみます。(平たく言えば”釣れる何かが浸み込んだサバの切り身”です)
これがまた激烈に臭いのですが、汁が掛からないように皮の部分を縫い刺しにして使用します。
早速キャストして竿を立てかけてアタリを待ちます。
しばらくすると竿に付けた鈴がチリンと鳴ります。初めてなので合わせるタイミングが良く分からないので適当に合わせてみます。
すると手応えはなくすっぽ抜けてしまいました。
エサを付け替えてキャストすると必ずアタリがあるのですが、なかなかフッキングしません。もしかすると、サバのエサは柔らかいため針持が少し悪いのか?アタリがあってから食い込むまで待っているとエサだけ持って行かれているのか?どっちか良く分かりませんがアタリがあったら即合わせしてみる事にします。


すると何回目かのアタリでやっとフッキング。
なんとかサイズアップする事が出来ました。
この後、少しポイントを移動してもアタリは続き、何匹か追加する事ができました。
満足する釣果を得られましたし、ちょうどエサがなくなったタイミングで納竿する事としました。
今回の釣果と感想
初めての釣りだったので、「仕掛け、エサ、ポイント」その他すべての事が良く分からなかったのですが、私の感想としては、適当にエサを付けて投げれば霞ケ浦でも北浦でもポイントを選ばなくてもどこでも釣れる!という気がします。
冬になればやっぱり難しくなると思いますが、夏の暑い日ならば誰にでも手軽に釣る事が出来そうです。
ナマズはあまり引かないのでは?と思っていましたが、掛けてみると意外と良く泳ぎまわり引きが強く、魚とのやり取りも非常に楽しめました。
チョット注意しなければならないポイントとして、ひれの部分にトゲがあるので直接持たず、フィッシュグリップなどを用意した方が良いと思います。
この釣りは手軽にそこそこの型の魚が釣れて数も釣る事が出来ますし、メータークラスになる魚体もいるそうなので一日粘ってビッグフィッシュを狙うのも面白いと思います。