私の住んでいる地域にはたくさんの田んぼがあります。
多くは川から水を引き込んでいるようですが、場所によっては”ため池”もたくさんあるのです。
そのため池を見ていると、「このため池は何が釣れるんだろう?」と釣り心がくすぐられるのですが、その中にひとつ、特に気になっているため池があるのです。
気になるため池
ある暑い日の午後、帰りがけに何気なく池を覗いてみると何やら黒い大きな影?が水面近くでうごめいているのです。
「なんだろう?」と思い、ゆっくり近づいてみるとそれは何と”100匹以上の大きな魚の群れ”だったのです。
このため池を管理している”おっさん”にその話をすると「おめぇ~100匹どころじゃねぇぞ、もっとたくさんいるぞ!!」との事でした。
もう釣るしかないですよねっ!!
この日の状況は?
日中は熱中症に気を付ける程の暑い日でしたが、私がため池に着いた時には少し風も有り釣りやすい状況になっていました。
気になるのは、田んぼに水を引くためのため池なのでこの時期は水が少なく濁りが強く入って、ちょっと難しそうな状況です。
ただ水面には相変わらず多くの魚が見えているのでチャンスはありそうです。
釣って行きましょう!
群れの魚のアベレージは正確にはわかりませんが、20cmぐらいはあるように思います。水中に見えている魚って釣ってみると意外に大きかったりするので、もしかしたらもっと大きいかもしれません。
ドキドキを押さえつつ早速エサを付けて群れに投入してみます。
さて、この魚の正体は何でしょうか?たぶんコイだと思うのですが・・・さてさて!
・・・んっ?・・・あれっ?
すぐに釣れると思っていましたが予想に反してウキがピクリともしません⤵
気を取り直して何度も打ち直しますが全く反応しません!
もしかして?と思い、練りエサを小さくまとめて群れに投げ込んでみると完全に無視で釣れる感じが全くしないのです。
その後も粘ってみましたが結局このため池では”ボウズ”となりました。
移動する
このまま帰るのも悔しいのでいつもフナを釣る公園の池に向かいます。
するといつもは誰もいないのに何人かの釣り人がいたので、邪魔にならないように釣り場へ入ります。
釣り始めて間もなくはアタリがありませんでしたが、日も暮れ始めたタイミングでやっとアタリが出始めました。
しかし、始めに行ったため池ではコイ狙いだったため、大きめのフックを使っていたのです。そのせいか?合わせてもフッキング出来ず、なかなか釣る事が出来ませんでした。
それでもアタリを見極め、しつこく釣っているとなんとかフナを2匹だけ釣る事ができました。
一応釣れましたが、今回は完敗です。ここで失意のまま納竿となりました
今回の釣果と感想
まぁボウズにならなかったので良しとしましょう!
始めに行った池ですが、水が少なくしかも暑い日だったので、魚たちはもしかすると少し酸欠気味で浮いていたのかもしれませんね。
ただ、たくさん魚はいるので梅雨時期になり水量も回復すれば良い釣りができそうな感じです。
群れている魚の正体を知るためにもまた釣りに行ってみる事にします。