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つれない釣り堀”那須高原 釣り天国”に行ってみた!

「入口の道路を曲がるとそこは・・・雪国だった。」

文学的に始めてみましたが今回は釣り天国に行ってきたお話です。

エリアシーズンも到来して多くの方が釣りに行かれていることと思います。
釣り天国は那須地域、栃木県の北部にあるので少し標高が高いため気温も低く、しかも極寒の日なら人的プレッシャーも低いだろうと思い、寒さに負けないよう気合を入れて行ってきました。

 

つれない釣り堀”釣り天国”

「つれない釣り堀」・・・本当に釣れなかったらどうなのよ?と思いますが、何度か訪れた事があり私の感想としては”そこそこ釣れるじゃん!!”という印象です。

最近は少しご無沙汰だったのでネットで情報を調べて見ると、「ちょっと手ごわい!」という意見が多いようです。

さて釣り場のどうなっているのか?というと三つの池で構成されているエリアで、まずは1号池、この池はキャッチ&リリースになっていて他の池に比べると水深が浅く、見えている魚のアベレージは他の池に比べると大きいと感じます。
次に2号池、三つの池の中で一番大きい池です。
釣ってみた感じ、四角い池ですが場所によって障害物?水深の違い?があるようです。
3号池、この池はルアー専用でハウスの一番近くで、流れ込みなどもあります。

この日の状況は?

ときどき雪がパラついてくるような天気でなかなかの寒さです。
でも風があまりなく防寒着を着ているせいもあり耐えられない程ではありません。

狙い通りと言っては何ですが、平日という事もあり駐車場にはわずかの車しかなく人的プレッシャーはない!と言い切って良いでしょう!

 

 

 

釣って行きましょう!

晴れるとこんな感じ

以前の経験から最もよく釣れた1号池から釣っていこうと思います。
この日は朝方少し曇っていた事もあり、時折大型の魚が通るのが見える程度でイマイチ魚が良く見えません。

まずスプーンで釣り始めます。
何投かするも反応なし。プラグに変えてみても反応なし。ボトムを釣ってみても反応なし。ネットの情報どおりなかなか厳しい状況のようです。

さてどうするか?と思いプラグをデッドスローに引いてみると見えている魚がわずかに反応し始めたのです。そしてこの魚たちにずっと翻弄される事になります。

どういうこと?

1号池には私ともう一人釣り人がいます。
私が苦戦する中、その人はポツポツとですが釣れています。
「なんか見せつけられている感じがする?」と被害妄想も浮かんできたところで、いつもの「釣れている人観察」をしてみました。

キャストをしてからすぐにリーリングをしない事からルアーを沈めているようで、そこから小刻みにアクションを付けているようです。
肝心のルアーは何か?と言うと、かなりローテーションが早いのですが、プラグを使う事が多いと感じます。
ただ最終的にどんなアクションをしていたのか正確には分かりませんが、非常にスローに、小刻みに動かすという事が”キモ”のようです。

ちょっと聞いてみる?

私はというと反応はするのですが相変わらずのノーフィッシュ!
かたやもう一人の人は相変わらず釣れています。
この方は少しずつ移動しながら釣っているので近くに来た時に思い切って話かけてみました。
「釣ってますね(笑)!」と話しかけると「結構通っているので」と、どうやらこのエリアの常連さんのようです。
話を聞くと見えている魚は反応はするが釣るのは難しく、見えない水深から追っかけてきた魚の方が釣りやすいそうです。
それと朝一と夕方がチャンスでこの時間を逃すと少し日中は手ごわいので厳しいとの事でした。
話を聞いた後も1号池で粘ってみたものの、相変わらず釣れる気配はなくこの池に見切りをつけ2号池に移動するのでした。

急に釣れだす

2号池に移動して厳冬期の定番、ボトムを中心に釣り始めます。
デジマキ、ボトム用のプラグ、メタルバイブをいろいろ試してみたのですが相変わらずアタリはありません。
追ってくる魚がいれば少し攻略の糸口が掴めると思いますが全く反応がありません。
それでもやみくもにルアーを遠投してボトムで小刻みに動かしていると、ついにアタリが!!
しかし、しっかりフッキングしなかったのかすぐにバレてしまいます。
バレてしまいましたが「ボトムで反応する」というのが分ったのでもう一度ボトム中心に攻めていこうと思います。

この2号池はたぶんですが場所によって少し水深が違うようで、ちょっと駆け上がりになっているであろう所をデジマキで釣っているとついに強いアタリがあり、しっかりフッキング。ここでついにファーストフィッシュを手にする事が出来たのです。

この後、短い時間でしたがデジマキで連続してキャッチする事が出来たのですが、時合だったのかもしれません。

時合?スイッチが入る?

一時的にアタリが集中しましたが、なかなか難しい時間が続きます。
しかしデジマキで粘っていればたまにですが魚が追ってくるのが見えるようになってきました。

そして一匹掛けると短い時間でまた何匹か釣れる!と言う様な状態で時合というより、一匹釣ると他の魚にもスイッチが入る!のではないか?と感じました。

終始こんな状態だったのですが、夕方になるにつれアタリが増えて来て、ポツポツではありますが何とかトータルで10本以上キャッチする事が出来ました。

釣れない時間の方が圧倒的に長いので寒い中、集中するのが難しいのですが、そのご褒美なのでしょうか?最後に60cmオーバーの魚も来てくれました。

 

今回の釣果と感想

トータルで考えれば”そこそこ”釣れたかな?と思いますが、難しい釣行でした。
ただ釣れている人はかなり釣れているんですよねぇ!
毎回思いますが自分の引き出しの少なさを思い知らされます。

今回釣れたパターンはすべて”デジマキ”です。
振り返って考えると、先ほども述べた通り”一匹釣ると他の魚にもスイッチが入る”ような感じでしたが、夕方に釣れたのは”気温が上がって活性が上がった”ような?気もします。ですが実際の所は良く分かりません!

このエリア、難しいですが魚は多くいます!
釣れる魚はどれも引きがかなり強く、数釣りを楽しむというより”考えて工夫して一匹を絞り出す!”という釣りが好きな方には良いエリアだと思います。

常連さんのように、腕が良ければ他の人が釣れていなくても数を釣る事も出来るので、腕に覚えのある方は一度行ってみると面白いかもしれませんよ!

追伸
雪はほとんど融けました

冬の季節、那須地域は急に雪になる可能性もあるので、スタッドレスを履くなどしっかり対策をしていきましょう。