2月になってからというもの、山奥に住んでいる私は雪かきやら何やらで、なかなか忙しい日々を送っておりました。
しかし、どうしても釣りに行きたいので、用事を一日に詰め込んで何とか暇な日を作り出す事に成功したのでエリアフィッシングに行こうと思います。
今回は最近行っていないエリアにしようと、久々に「大芦川F&Cフィールドビレッジ」に行ってみます。
このエリアは”アングリングファン”などの取材などにも良く使われているので知っている方も多いのではないかと思います。
大芦川F&Cフィールドビレッジ
このエリアの特徴は何といっても”非常にクリアな水質”です。
ルアーを引いていて魚の反応や食いついた瞬間が良く見えるため、ドキドキ感を味わうえます。
私はルアーで釣りますが、フライでも釣りをする事が出来ます。
フライロッドを振りやすいように後ろにスペースも確保されているので釣りやすいのも良いポイントです。
”大芦川”という名前だけあってエリアのすぐ近くに川が流れているので、川の水を引き込んでいるのかと思いきや、湧水を使用しているのでクリアな水質を保てているのでしょう。水温も安定しているので一年を通じて楽しむ事が出来ます。
釣りの他にも”オートキャンプ”のスペースもあるので泊りがけで行くのも楽しくて良いかもしれません!
この日の状況は?
2月にしては暖かい日で、雲もあまりなく天気は問題なさそうです。
人気のあるエリアなので多くの釣り人が訪れているだろうと思いきや、オープン時間になっても駐車場には数台しかなく、人的プレッシャーは問題なさそうです。
このエリアは私の中で、”よくトーナメントを開催しているエリア”というイメージがあります。
トーナメントをしているエリアは、魚がスレている事があるのでちょっと難しいのかな?と思いますが、どうなのでしょう?
頑張って釣って行きたいと思います。
釣って行きましょう!
朝一はまだ日が上がりきっておらず、クリアな水質なのですが山の影が水面に落ちているせいでまだ魚は良く見えません。
それでも周りの人たちはポツポツと釣れだしています。
私も1.8gのスプーンで釣り始めたのですが、アタリが小さくなかなかフッキングに持ち込めません。そのため攻める水深を少しづつ深くしていき、一度ボトムを取ってからゆっくり引き始めるとようやく一匹目を掛ける事が出来たのです。
ボトムが良いのか?
ボトム付近でヒットしたため”デジ巻き”を試してみます。
しかし、やってみると釣れる釣れないの前にボトムに石が多くあるので非常に根掛かりが多く、釣りになりません。
そこでボトム用のプラグをボトムに着底後、少し浮かせて引いてくるとこれが良かったのかアタリが出始めます!
なかなかフッキングが上手くいかなかったのですが、それでもコンスタントにキャッチ出来るようになったのです。しかし他の人に比べるとちょっと釣れていない感じがします。
”すげ~いっぱいいるのだ⁉”
池にだんだん日が差してくると、クリアな水質のため魚の姿が見えるようになってきました。びっくりしたのですが自分の想像より多くの魚が見えます。
ルアーを投げると反応の様子が見えるので、それに合わせてルアーのアクションやルアーローテーションをしていくようにします。
するとだんだんとパターンがわかってきました。
キモは”スローに動かす”という事のようで、クランクを動くぎりぎりのスピードで引くとアタリが連発し始めたのです。
ただカラーについてはちょっとシビアな部分もあり、膨張色に少し分があったように思います。
このパターンは一日中有効で、最後までずっと釣れ続けたのです!
トップで釣るチャンス!
夕方になるにつれ少し風も出てきたのですが、その風が止まったタイミングで半端じゃない数の魚が水面でライズをするようになってきたのです。
良く見ると”羽虫”がたくさん飛んでいてそれに反応しているようです。
ずっとクランクで釣れていたのですが、これはトップで釣れるんじゃないか?と思い、ちょっとトップで狙ってみる事にします。
ライズの多く出ている所に向かってキャストすると、水面を割って出るくらい反応するもののなかなかフッキングに持ち込めません!トラウトのトップの釣りはこういう事が結構多いですよね。
しかし反応はたくさんあるので我慢強くキャストを続けていると何とかフッキングする事ができ、トップで待望の一匹を釣る事が出来たのです。
この日は本当に良く釣れて、パターンというより自分の釣りたい釣り方、釣りたいルアーなどでも粘っていれば釣る事が出来るような状態で、一日中楽しむ事が出来ました。
今回の釣果と感想
まず一番の感想は”大芦川、ものすごく釣れるじゃん!”という事です。
本当に一日中楽しめました。
魚影の濃さが最近のエリアとしては非常に濃く、なんのルアーを使っても反応してくれる魚が一定数は居てくれる、という感じでした。
先程も少し触れましたが、カラーについては少しシビアで、釣れない事はないのですが釣れるカラーとの差は一日通して考えれば、最後には大きな差になってしまいそうです。
反省点は”最近のエリアは難しい”と思い込んでいたせいか、始めのうちはいろいろな事をしすぎてしまい、上手くいかなかったように思います。
始めから基本通りに普通に釣って行けば、もっと釣果を伸ばせたのではないかと思います。まぁそれでも十分すぎるくらいの釣果ではあったので良しとしましょう!
最後に、このエリアはトーナメントも行われるので、日程を確認してから行くようにしないとトーナメントを開催していて釣りが出来ない事もあるので、そこは注意しましょう。