本当に梅雨だったんだろうか?と思うほど私の住む地域はあまり雨が降らず川は渇水状態です。
それでも梅雨末期には多少の雨が降り、何とか釣りができる状態になってきました。
とは言っても上流部はやっぱり水が少なくポイントも限られてしまう状態なので今回はいつもよりちょっと下流部にて”チャビング”(カワムツ・ウグイ)をしたいと思います。
この日の状況は?
期待して川に向かいましたが水が異常に少ない!
「これはマズい気がする?」と思いましたが水面を見ていると、多くの魚がライズしていて生命感は感じられ、水深は大体20㎝ほどしかありませんが、とりあえず竿を出してみる事にします。
あとは異常なほど暑い!!
水分補給をしっかりしながら釣っていきたいと思います。
釣っていきましょう!
浅いポイントですがライズしているところに向かってキャスト。
多くの魚が追ってきているのが見えますが、見た感じ10㎝もない小さな魚ばっかりで、フッキングするような魚は見当たりません。
「大きいのもいるんじゃないか?」と期待して何投かしてみましたが、全く釣れる気配がありません。
・・・どうしましょうね?
思い切って本流へ
ここは支流の最下流域なので、少し歩けば本流へ出ることができます。
しかし、ここはアユ釣りで有名な川です。そのため本流には”アユ釣り師”が多くいるため、今まではちょっと避けていたのです。
そんな状況ですがとりあえず本流を見に行くとアユ釣り師は2~3人だけで、邪魔にならずに釣りができそうな状態です。そういえば、私の会社の先輩がアユ釣りをするのですが、話を聞くと今年はやっぱり渇水の影響でアユも調子は良くないそうで、それで釣り師が少ないのかもしれませんね。
本流デビュー!!
本流は水量があって良いのだけれど、その分流れも少し速めです。
その流れにうまく合わせてルアーをキャストすると、アタリが出始めます。
流れが速いのでルアーが水面から飛び出さないようにゆっくり流しているとついにヒット!
型は今一つですが、綺麗なメスのカワムツでした。
流心よりも少し流れの変化のある所
何投かしていて気付いたのですが、流れの速い流心よりもその流れが当たる岩の近くなど、少し変化のある所でアタリが多く出ている印象です。
そこでルアーを流れに乗せてそのポイントを攻めると強いアタリがありフッキング。
かなり竿がしなり「大きい?」と思った瞬間、バラしてしまいました。
バラした瞬間は「もしかしたら大きなヤマメだったかも?」と思い落ち込みましたが、後でよくよく考えたら、ただ重かった感触があっただけなのでたぶんウグイだったのかな?と思います。
この後何匹が釣り、そこそこ満足できたのでここいらで納竿しようかと思っていると強いアタリがありしっかりフッキング。
ちょっと重めの感触で、「これは大きいかも?」とさっきのバラシの事もあるのでリールをゴリ巻きして魚を寄せると17㎝程(ちょっと盛ってるかも?)のカワムツ。
私が釣ったカワムツの中では型の良い大きな魚だったのでちょっと嬉しくなりました。
今回の釣果と感想
なかなかフッキングはしませんが数投に一回はアタリがあり、支流に比べて魚影は濃いように思えます。
この本流ではヤマメはもちろん数は非常に少ないですがサクラマスもいて、何が釣れるか分からないというドキドキ感があり非常に楽しかったです。
こんなに楽しいのならもっと早く本流で釣りをすれば良かったとちょっと後悔しました。
次はもっといろいろなポイントが狙えるようにウェーダーで行ってみようかと考えています。
最後にチャビングはカワムツやウグイ、オイカワなどがターゲットで、特に引きが強いわけでもないですが、ルアーで狙ってみると非常に楽しめる魚たちです。
どこにでもいる魚たちなので、川があったらちょっとルアーを投げてみると予想以上に楽しめると思います。