少し遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いします。
大掃除は永遠につづくのだ!
毎年の事ですが年末からの大掃除が”年をまたいでしまいました”
原因は納戸に押し込んである”釣り道具たち”です。
手に取るたびに「これ懐かしいなぁ!」とか「こんなのあったっけ?」などしていると、残念な事に片付けが少しも進みません!
でもこれが楽しくてしょうがないのですよ!
今回はそんな古い釣り具の中からちょっと気になったものを紹介してみたいと思います。
ダイワ「ピーナッツ」
ピーナッツ。当然ですが千葉県の八街が有名な食べられる奴ではありません!
ダイワのクランクベイトの名前です。
現在もダイワから販売されているため「懐かしい物ではないのでは?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、今回紹介するものは”初期型のピーナッツ”です。
このルアーが発売されたのはもうかなり昔の事で、確か私が中学生ぐらいの事だと思います。
当時は確か定価が600円か700円で、私の友人達の間で必ず持っていたルアーでした。当時のダイワのルアーは大体このぐらいの値段の物が多く、ここから2割引きの値段で買っていた記憶があります。
さてこのクランク、値段の割に非常にバランスが良く使いやすいので私は子供の頃たくさん良い思いをさせて頂きました!
安価なので、ちょっと根掛かりしそうな所もガンガン攻める事が出来た!という事も要因の一つだと思っています。
現在はハイスペックのクランクが多くのメーカーから発売されています。
しかしこのピーナッツは非常にベーシックなフォルムとアクションですが、クランクとして他のクランクにもまだまだ負けていないルアーだと思います。
ボックスの中にひとつ忍ばせておくと良い思いが出来切るかもしれませんよ。
ピーナッツとダンスキング
このピーナッツですが、実は原型となるルアーがあったのです。
それはストライクキングというメーカーのダンスキングというルアーです。
実はそのルアーを一個持っています!
良くは覚えていないですが、1980年代にストライクキングから金型を買った?とか版権を買った?とか何だかでダイワから販売されるようになったようです。
ピーナッツが発売された時に、「あれっ?なんか似てるな、パチったか?」と思ったのを覚えています。
当時はその辺の事がまだまだ緩く、「これはやっちゃってるな!!」というルアーが多くあったのです(笑)
まぁこれはこれで面白かったんですけどね。
ちょっと話がそれたので話を戻しましょう。
この”ダンスキング”、当然ピーナッツと瓜二つなのですが、ダンスキングは”おけつ”の方に穴が開いているのです。この穴は何かと言うと、ここに棒を指して塗装や乾燥をしていたと本で読んだことがあります。
もう無くすのが怖いので釣り場に持って行く事はありませんが、ルアーを眺めながら当時の思い出にひたるのも楽しいものですね。
まとめ
当時は今のようにたくさんのメーカーがあったわけではありませんが、個性的なルアーが多くありました。
今思えばヘンテコなルアーもたくさんあり、見ているだけでも面白いものもありました。
ルアーは釣り道具ですから”魚が釣れる”事が良いルアーの条件とも言えます。
釣りは釣れた方が面白いので「釣れるルアーを使いたい!」と思うのは当然ですが「このルアーで釣りたい!」とこだわって釣りをするのも面白いものです。
あまり人気のないルアーの中にも”名品”があるかもしれません。
たまには「これ絶対釣れねぇ気がする?」というヘンテコルアーを投げてみるのも面白いのでは?と思います。